“ボールペン”の総選挙「第13回 OKB総選挙」13回連続1位を達成した商品とは? 専門家が解説
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。2月13日(火)の放送では、放送作家兼文房具ライターの古川耕(ふるかわ・こう)さんが登場。自身がプロデュースするボールペン選挙のベスト10を発表しました。
◆「OKB48 総選挙」TOP10!
放送作家業・ライター業をしていくなかで“モチベーションを高める材料に”と文房具に興味を抱き、いつしかその魅力に取りつかれた古川さん。現在は、48本のなかから“推し”の1本を選ぶボールペン選挙「OKB48 総選挙」(OKBは“お気に入りボールペン”の略)の総合プロデューサーも務めています。 同選挙は今回で13回目を迎え、ウェブ投票と握手会(実際にボールペンを手に取り、現地で投票)にて順位が決められます。そこで今回は「第13回 OKB総選挙」(2023年)のTOP10を古川さんに紹介していただくことに!
<第13回 OKB総選挙TOP10>
第1位:ジェットストリーム スタンダード(三菱鉛筆) 第2位:ユニボール ワン F(三菱鉛筆) 第3位:ジュース アップ(PILOT) 第4位:CR01(OHTO) 第5位:エナージェル インフリー(ぺんてる) 第6位:LAMY safari ローラーボール(LAMY) 第7位:ユニボール ワン P(三菱鉛筆) 第8位:ブレン(ゼブラ) 第9位:ボールサインiDプラス(サクラクレパス) 第10位:サラサグランド(ゼブラ) 当記事ではTOP5にランクインしたボールペンをピックアップして紹介します。第5位は、ぺんてるの「エナージェル インフリー」。見た目は透明な軸で、ボール径(ボールペン先端に入っているボールの大きさ)の違いによって、ペン先の形状を変えているのが特徴です。 第4位は、OHTO(オート)の「CR01」。こちらは今回からOKB48の新メンバーに加わったばかりの商品ですが、古川さんによると、握手会の投票では第1位だったそう。「握ったときのインパクトがすごかったようで、新メンバーでこんなに上位にランクインしたのは珍しい!」と驚くと、実際に手にしたれなちも、「めっちゃいい! 重さといい、持ち感といい、万年筆っぽい。これは買おう!」と気に入った様子でした。 第3位は、PILOT(パイロット)の「ジュース アップ」。直線的な軸になめらかなゲルインクが特徴で、「ハンサムな形で、本当に人気があります」と絶賛します。 第2位は、三菱鉛筆の「ユニボール ワン F」。こちらは“日向夏”“霜柱”など、軸色にテーマ性を持たせたボールペンで、同選挙では、第11回で初登場してから3回連続で2位を獲得しています。また、古川さんは「三菱のペンは、ペン先からグリップに至る曲線のラインが本当にきれい」と解説します。 そして、栄えある第1位は「ジェットストリーム スタンダード」でした! 同商品は、ゲルインクが潮流の今のボールペン業界において、昔からある油性のインクを使っており、13回目の総選挙で“13回連続1位”を達成! 実際に握ってみたれなちは、「この細さといい、グリップといい、安心感がある」とうなずくと、古川さんも「コンビニで手に入るので、知名度も抜群です」と太鼓判を押していました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年2月13日(火)放送より)