一年の健康を願う縁起物「大福梅」の袋詰め 約3万袋を来月から参拝者に配布 京都・北野天満宮
読売テレビ
京都の北野天満宮では、一年の健康を願う縁起物「大福梅」を、袋に詰める作業が行われています。 梅の名所として知られる北野天満宮では、巫女(みこ)が干した梅に正月飾りの裏白を添えて、奉書紙で手際よく包む作業が行われています。 大福梅は、境内に植えられた約1500本の梅の木から摘み取られた実を塩漬けで熟成させ、天日干しにしたものです。平安時代から伝わる疫病退散の縁起物で、元日に白湯やお茶に入れて飲めば一年を健康に過ごせると言われています。 巫女 「みなさまがまた来年1年間を健康で過ごしていただければ、うれしいなと思いながら、心を込めて包製をさせていただきました」 袋に詰められた約3万袋の大福梅は、12月13日から25日ごろまで参拝者に配られます。