2ゴールを挙げるも勝利ならず 10人相手に引き分けたチェルシーにパルマーは「私たちは毎週自滅している」
勝ち点3を逃してしまった
プレミアリーグ第30節でバーンリーと対戦したチェルシー。 前半から攻勢を強めるチェルシーは44分にPKを獲得。これをイングランド代表MFコール・パルマーが決めて、幸先よく先制ゴールをマークした。またこのPKを与えてしまったバーンリーDFロレンツ・アシニョンが2枚目のイエローカードで退場に。 早い時間帯で数的有利な状況にもなったチェルシーだったが後半開始早々に失点を許す。同点に追いつかれてしまったが、再びチームを救ったのがパルマーだ。78分にFWラヒーム・スターリングとの連携で抜け出し、ネットを揺らした。この日2ゴール目をパルマーが決め、再びリードに成功。しかし直後の81分に再びゴールを許してしまい、2-2で勝ち点1を分け合った。 1人多い状況で、2度のリードを追いつかれてしまったチェルシー。勝ち点3を取るべき試合だっただけに、2ゴールのパルマーも試合終了後に英『Sky Sports』にて悔しさを露わにした。 「更衣室は本当に暗い雰囲気になっている。彼らが10人になったとき、私たちは1-0で勝っていたが、あまりにもリラックスしすぎた。同じように私たちは毎週自滅している。選手として私たちも改善しなければならない」 「チャンスは何度もあったのに、その時は守備が雑だった。とても残念だ。個人レベルで言えば、2点取れたのは良いことだけど、3点取れなかったら何の意味もない。ピッチ全体が一貫していること、生き生きとしていること、今日のようにスイッチを切らないことだと思う。ひどいね、そんなことはあり得ない。特に彼らが10人になったときはね」 1人多くなったことで、リラックスしすぎたことが今回勝てなかった原因の1つだと振り返ったパルマー。チームは安定したパフォーマンスを発揮できない状況が続いているが、パルマーは今シーズン、マンチェスター・シティでの2ゴールも合わせると公式戦38試合で18ゴール12アシストという圧巻の成績を残している。
構成/ザ・ワールド編集部