板垣李光人と中島裕翔が“切ないバディ”に 傑作サスペンス漫画『秘密』ドラマ化決定、1月スタート
板垣李光人と中島裕翔がダブル主演を務めるドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)が、2025年1月期より放送されることが決定した。 【写真】板垣李光人と中島裕翔のスーツ姿がクール! 本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、室長の薪剛(まき・つよし)と、新米捜査員の青木一行(あおき・いっこう)のバディが、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。原作は清水玲子氏による同名漫画で、第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した。脚本は、映画・テレビドラマの『アンフェア』シリーズやドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』、映画『陰陽師0』など、数々のヒット作を手掛けた佐藤嗣麻子が務める。 科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”(架空の組織)では、凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。その映像は、死者が「見た」ものであるため、幻覚や病気、妄想、先入観をも映し出されてしまう。 類いまれな容姿に驚異的な記憶力と鋭い洞察力をもつ薪剛は、「第九」の創設メンバーで室長。ある事件により、親友であり同僚だった鈴木克洋を亡くした薪の前に、鈴木にうり2つの新米捜査員・青木一行が配属されてくる。2人は、死者が最期まで秘めていた“想い”や“秘密”をも見てしまうことで、心に罪の意識と葛藤を抱きつつも、難事件を解決するために奮闘し、かけがえのないバディとなっていく。 板垣が演じる薪剛は、冷静沈着だが正義のためなら権威にも立ち向かう大胆さを持つ。30代には見えぬ容姿だが、第九の創設時から室長を務め、全ての事件に関わり、あらゆる「秘密」を見てきた人物。青木たち部下に対して高圧的で厳しい態度で接することもあるが、誰よりも繊細で部下思いの一面も持っている。 板垣は昨年デビュー10周年を迎えた若手実力派俳優。最近では、映画『ブルーピリオド』『八犬伝』『はたらく細胞』など話題の作品に立て続けに出演している。アートの分野でも自身初の個展を開くなど多彩な一面も見せる。雑誌「日経トレンディ」が選ぶ「来年の顔」にも選ばれていて、いま最も注目を集める人気俳優の一人だ。若手ながら10年以上のキャリアで培った繊細かつ豊かな表現力を武器に、本作でどんな一面を見せてくれるのか期待したい。実は板垣は、彼が演じる薪剛と同じくAB型で、誕生日も同じ1月28日。板垣と今作の出会いは、まさに“運命”だったといえよう。板垣は地上波ゴールデン帯連続ドラマで初主演となる。 中島が演じるのは、薪の大学時代からの親友で第九の同僚・鈴木克洋と、鈴木が亡くなったあと第九に配属される新米捜査員・青木一行で、初の1人2役となる。鈴木は薪とは対照的でおおらかで社交的なリーダー気質で、青木はエリートだが人が良く純粋で、第九のいじられ役。青木は自らが亡き鈴木に似ていることを知りながらも、薪を支え、成長し、薪にとってかけがえのないバディとなっていく。 中島はHey! Say! JUMPのメンバーとしての活動に加え、ドラマ『SUITS/スーツ』や『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)、映画『#マンホール』の主演など俳優としても幅広い活動を続けている。趣味は写真でインスタグラムの投稿だけでなく、雑誌で連載を持つほどの腕前。板垣とは初共演で、本作でどのような一面を見せてくれるのか注目したい。中島の誕生日は8月10日だが、これは原作の鈴木の命日と一致しており、こちらも作品との深い縁が感じられる。中島はカンテレドラマ初主演。 ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』は、カンテレ・フジテレビ系にて2025年1月期より毎週月曜22時放送。 ※板垣李光人、中島裕翔、原作者・清水玲子、脚本家・佐藤嗣麻子、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。