円高警戒でモミ合い相場の中、生成AIの成長支える3銘柄
11月29日の東京市場は円高が進行し売り優勢の展開に(イメージ写真:Elle Aon/PIXTA)
11月29日の東京株式市場は、日本銀行による12月の追加利上げの思惑が浮上。これを受けて外国為替市場で一時1ドル=149円台となる急激な円高が進行し、警戒感から輸出関連株を中心に売り優勢の展開となった。日経平均株価は一時、前日比360円を超える下落幅となり、3万8000円台を割り込む場面もあった。後場に入って売り一巡後は様子見気分が強まり、終値は前日比141円03銭安の3万8208円03銭と反落した。 来週(12月2日~6日)の東京株式市場は、引き続き円高進行への警戒感がくすぶり続ける中、上値の重い展開が想定される。ただ、日経平均が3万8000円を割り込んだ水準では、一部に押し目買いの動きも散見されることから、3万8000円台前半のレンジでのモミ合い商状となりそうだ。来週の日経平均の想定レンジは3万7800~3万8700円とする。
本文:2,291文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
冨田 康夫