浜田雅功「テレビはやることやり尽くした感ある」後輩芸人へも思慮「しんどいと思う パターンがもうないから」
ダウンタウン浜田雅功が25日、MBS「浜田雅功 完全密着~ごぶごぶフェスビハインド・ザ・ストーリー~」で、現在のバラエティー番組について、言及した。 自身がパーソナリティーを務めるMBS「ごぶごぶラジオ」をきっかけに5月11、12日に大阪市内で開催された音楽イベント「ごぶごぶフェスティバル」の裏側に焦点を当てた番組。浜田へのインタビューも放送された。 エンディングでは「これから先の未来、どういう歩み方をしていく?」と質問をされた浜田は「いや、それは、まったく分からん」と語りだし、バラエティーの現在地に触れた。 「なんやろな。テレビはもう、ある程度、やることやり尽くした感あってさ。申し訳ないけど、バラエティーなんかで言うたら、オレらが20年前、30年前にやってたことをちょっとやり方を変えてやってるから。たぶん彼らもしんどいと思うのよ。もうないから、パターンが」。そう語りながら、後輩芸人をおもんぱかった。 「オレらもさんざんやってきたし。新しい奇をてらった何かがあんのかって言ったら、なかなかムズいんちゃうかなって思ってんねんな」とテレビのバラエティーを自身の視座から見据えた。 その上で、今回のフェスのように、ラジオ発信で「こんなんやりましょうよ!」という意見から派生するかたちで企画が持ち上がることを歓迎。「世間的に盛り上がってくれるのが気持ちが楽やし。数字が悪いとか、スポンサーがどうこう言うてるとか、40年くらい背負ってやってきてるから、うん。いいきっかけかな、ラジオとフェスというのは。面白いことができたらええし、できへんかったら淡々とラジオやりますよ」と最前線で格闘してきた日々を踏まえて語った。