【プロキオンS追い切り】無傷4連勝中ヤマニンウルスの時計が遅くなったワケ 斉藤崇調教師は万全を強調
[GⅢプロキオンステークス=2024年7月7日(日曜)3歳上、小倉競馬場・ダート1700メートル] ヤマニンウルスはデビュー戦は小倉千七ダートの条件で記録にも記憶にも残る大差レコード勝ち。その後は休養を挟みながら、4連勝でオープンへと駒を進めてきた。初めての重賞挑戦でその実力がどれだけ通用するかは未知だが、多大な注目と期待を集めることは間違いない。 最終追い切りは団野(レースは武豊)が騎乗して、坂路での併せ馬で行われた。1本目を軽く流した後の2本目。先行する馬のペースに合わせて、これに併入する形のゴールとなった。テンの入りから我慢を利かせた結果、4ハロン57・4ー12・2秒の遅いタイムになったものの、活気に満ちた雰囲気から臨戦態勢は整ったとみてよさそうだ。 「予定していたより全体時計は遅くなりましたが、これだけ暑くなってきましたし、疲れを残さないという意味ではこれくらいの調整で良かったように思います」と斉藤崇調教師はタイトル奪取へ万全の態勢を強調した。
東スポ競馬編集部