バイデン大統領、ビットコイン支持を表明したのか?
大統領チームの思惑は?
バイデン大統領のSNSチームは、なぜ暗号資産マニアの行動をコピーしているのか不思議に思わざるを得ない。 バイデン大統領は暗号資産に対する取り組みを調整するよう政府全体に呼びかけたことがあるが、潜在的に大きな有権者層と再びつながろうとしているのだろうか? いずれにせよ同氏を支持しないであろう「シングルイシュー有権者(1つの争点を重視する有権者)」を釣ろうとしているのだろうか? ソーシャルメディアは有権者とつながるための強力なツールだが、裏目に出ることもある。フロリダ州知事のロン・デサンティス(Ron DeSantis)氏は、インターネットの影響を受けた文化戦争問題を中心に大統領選挙キャンペーンを展開した失敗に終わった。 選挙政治において何を投稿するかは、しばしばどのように投稿するかの問題であり、「流行に敏感」であるかのように見せるために自身の品位を落とすか、より宣伝的な表現に選ぶかの問題だ。 ダーク・ブランドンのレーザーアイはある意味、文化がどのようにオンラインで創造されるかを示している。多くの場合、関心を共有する人々によるボトムアップ現象だ(ビットコインは、皆が十分に信じれば10万ドルを達成できるという考えのように)。 この「レーザーアイ」というミームは、ビットコイン支持を示すために資産運用大手フランクリン・テンプルトンのような企業だけでなく、選挙で選ばれた政治家も使っているほど有名であることを考えると、ありそうもない偶然の一致のように思える。しかし、現代のアメリカ政治に関しては最近、あり得ないことなど何もないようだ。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:バイデン米大統領(X)|原文:Did President Biden Just Endorse Bitcoin?
CoinDesk Japan 編集部