SRO、世界各地のシリーズで争われるGT4にグローバルな『GT4マニュファクチャラー・ランキング』を設定
3月22日、SROモータースポーツ・グループは2024年からGT4を製造する8つのメーカーにより、グローバルな『GT4マニュファクチャラー・ランキング』を設けると発表した。世界各地の4大陸で行われるシリーズにポイントをかけ、最終的にそれを集計する。 GT3よりも安価で、ジェントルマンドライバーもドライブしやすく、人気を博しているのがGT4カテゴリー。そんなGT4車両を製造する8マニュファクチャラーによって、グローバルなランキングが設けられることになった。 GT3、GT4を生んだSROモータースポーツ・グループによって設けられた『GT4マニュファクチャラー・ランキング』には、2024年はアストンマーティン、アウディ、BMW、フォード、マクラーレン、メルセデスAMG、ポルシェ、そしてトヨタが参加することになった。 今シーズン、下記に挙げる世界中のGT4チャンピオンシップやシリーズに参加したカスタマーチームを通じて、各メーカーはポイントを獲得。最終的にそれを争うというものだ。今季ポイントがかけられるのはSROが主催、またはライセンスした8シリーズとなる。 ・GT4ヨーロッパシリーズ・パワード・バイ・RAFAレーシングクラブ ・ADAC GT4ジャーマニー ・ブリティッシュGTチャンピオンシップ ・カンピオナート・ド・フランス FFSA GT ・ピレリGT4アメリカ ・GTアメリカ・パワード・バイ・AWS ・モノクローム・GT4オーストラリア ・ジャパンカップ(GTワールドチャレンジ・アジア内) これらの選手権で、各シリーズのカテゴリー(総合、プロ-アマ、アマ等)ごとに各メーカーのトップ車両の順位に基づきポイントが付与される。ジャパンカップも含まれるが、最長60分間のスプリントレースでは25-18-15-12-10-8-6-4-2-1という各ポイントが付与され、2~3時間レースではこれが倍となる。また、争っている車両台数によってポイントが乗算されることになり、台数が多いカテゴリーの方が価値が高くなる。 [オートスポーツweb 2024年03月23日]