【ヤクルト】5連敗で借金は今季最多11 高津臣吾監督「主導権を握ってこちらがゲームを動かしたかった」
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天8―1ヤクルト(1日・楽天モバイルパーク) ヤクルトは先発のミゲル・ヤフーレ投手が3回に村林に先制3ランを許すなど、7回途中7安打6失点で5敗目を喫した。チームは引き分けを挟んで5連敗で、借金は今季最多11に膨れ上がった。 高津臣吾監督は「今の現状を考えると、3回の(村林)3点は非常に大きな一発だった」とターニングポイントを挙げた。 1―3の7回には2死から四死球や青木、村上の2失策、丸山昌の暴投などミスが5失点につながった。「2死からあれだけの失点をするわけですから。いろんなものが出た」と振り返った。 3回には先頭のオスナの二塁打と中村の三犠打、山崎の四球で1死一、三塁の好機をつくるも、後続が凡退し、「先に1点取って、主導権を握って先に点を取ってこちらがゲームを動かしたかった」と悔やんだ。「下を向いていても仕方がない。上向く時が必ず来ると僕は信じている。強がりじゃないですけど、そう信じていないと神様にこっちを振り向いてもらえない。毎日、毎日全力で、一生懸命何ができるかを考えながら戦うのみ」と、必死に気持ちを切り替えた。 交流戦は今だ白星なし。「言葉は古いですけど、闘争心とか、忍耐力とか我慢強さとかこういう時は非常に大事じゃないかなと思いますね」。まずはチームの悪い流れを払拭する1勝がほしい。
報知新聞社