宮崎商主将「宮崎盛り上げたい」 10日に初戦
日向灘を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震から一夜明けた9日午前、全国高校野球選手権大会に出場している宮崎商は、兵庫県尼崎市で練習した。宮崎県は日南市で最大震度6弱を観測。10日に初戦を迎える谷口真主将は「野球ができる幸せを改めて感じた。はつらつとしたプレーで、宮崎を明るく盛り上げたい」と語った。 地震発生時、選手は夕食の時間帯で、橋口光朗監督が地震発生を伝えたという。「すごく心配している。少しでも勇気、元気を与えられる試合をしたい」と話した。 応援のため、野球部員は昨夜フェリーで宮崎を出発する予定だったが、地震の影響で欠航になり、急きょ陸路に切り替えた。