無許可で総重量50トン超のトレーラー通行させた疑い 運送会社と社長ら書類送検 死亡事故の捜査過程で発覚
3月、大阪市淀川区の府道で特殊車両にあたるトレーラーを無許可で通行させたとして、神戸市北区の運送会社と社長の男性ら3人が書類送検されました。 道路法違反の疑いで書類送検されたのは、神戸市北区の運送会社と社長の男性や運行管理者の男性、運転手の3人です。 警察によりますと社長の男性らは3月、大阪市淀川区の府道を道路管理者から許可を得ず、全長16メートル・総重量51トンのトレーラーを通行させた疑いが持たれています。 走行した区域の道路は全長12メートル、または総重量20トンを超える車両の通行が制限されていました。 トレーラーの運転手の男は3月21日、淀川区の府道で自転車に乗っていた20代の女性をはねて死亡させ逃げたとして逮捕され、その後、起訴されています。 事件の捜査の過程で、運送会社の管理体制の不備が発覚したということです。 警察の調べに対し社長の男性は、「運行管理は部下に任せていた。許可申請を指示してから相当期間が経過していたので、通行許可はあると思い込んでいた。」などと容疑を否認しているということです。
ABCテレビ