「ひざ丈パンツ」はダサい?それともオシャレ?最新の"春夏トレンド"を大調査!
ここ数年、コペンハーゲン・ファッションウィークは、ファッションエディターの間で密かな人気を集めている。コペンハーゲンに拠点を置いている大手ファッションブランドがないため、主に新進デザイナーにスポットライトが当たるのが特徴。ストリートでも、ゲストたちは華美に着飾るのではなく、ひねりを効かせたエフォートレスな北欧ガールスタイルを取り入れている。 【写真】おしゃれな人はカーキを着る! トレンドカラーのおすすめレディースコーディネート15選 ここでは、最新のコペンハーゲン・ファッションウィークから学ぶ、3大トレンド&スタイルをご紹介。
リバイバルトレンドがY2Kから80年代に移行
ここ最近、毎シーズントレンドを独占していたY2K(2000年代)ファッションがいつもでも続くかのように感じれらたが、コペンハーゲンのデザイナーたちは80年代に目を向けている。 ニクラス スコウゴーのプレゼンテーションでは、パフシルエットやスポーティなタイツ、ビッグヘアをまとったモデルが、80年代のビートに合わせて踊っていた。カロ エディションズでは、肩パッドとチャンキーなベルトをあしらったゼブラ柄のパンツスーツが登場した。
洗練セクシーなシアー
ネイキッドドレスやその着こなしは、今まさに旬を迎えている。コペンハーゲン・ファッションウィークではこのトレンドがより優しい透け感で登場し、取り入れやすい雰囲気を醸し出していた。 ニクラス スコウゴーのショーでは、レースのロングスカートにバブルスカートを重ねることで透け感を抑え、立体感をプラスした。いっぽうジョアン マラスキンは、下着をのぞかせたクロシェワンピースに、ボクシーなシルエットのボンバージャケットを合わせて甘すぎない印象に。
カプリパンツをシックに昇華
数年前までローライズデニムと聞くだけで議論が巻き起こり、スキニーデニムがそれに続き、今はカプリパンツが人々の頭を悩ませている。ランウェイやストリートではカプリパンツが流行しているが、実際にどう取り入れるのかわからなくて及び腰になっている人も多い。 しかし、コペンハーゲンのランウェイでは、カプリパンツがあまりにも自然に着こなされていたため、このアイテムが賛否両論を巻き起こしていることすら忘れてしまうほどだった。
From Harper’s BAZAAR.com