【超RIZIN】平本蓮が朝倉未来を1R2分18秒でパウンド葬
Yogibo presents 超RIZIN.3 2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ 【写真】満面の笑みで「ラストマン・スタンディング」のベルトを巻く平本 ▼第11試合 RIZINフェザー級(66kg)5分5R ×朝倉未来(ジャパントップチーム)65.90kg 【1R 2分18秒 TKO】 〇平本 蓮(剛毅會)66.00kg 朝倉未来は、フルコンタクト空手・相撲がベース。『THE OUTSIDER』を経て、DEEP、ROAD FC等で活躍し、2018年8月にRIZIN初参戦。7連勝をマークするも、2020年11月のRIZIN初代フェザー級王座決定戦で斎藤裕に判定負けで戴冠ならず。2020年大晦日の弥益ドミネーター聡志戦で1R TKO勝ちで復活するも、2021年6月にクレベル・コイケに一本負け。2021年10月に萩原京平に、12月に斎藤裕にいずれも判定勝ちで2連勝。 2022年9月にフロイド・メイウェザー・ジュニアとボクシングルールで戦い、2R TKO負け。2023年4月、1年5カ月ぶりのMMA復帰戦で牛久絢太郎に判定勝ちも7月にヴガール・ケラモフに敗れ戦績を18勝4敗とした。11月19日はオープンフィンガーグローブ着用のキックボクシングでYA-MANと対戦し、1R1分17秒でKO負けを喫している。 平本は、K-1でゴンナパー・ウィラサクレックにKO勝ちするなど活躍後、2020年大晦日にRIZINデビュー。萩原京平、鈴木千裕に敗れるも、2022年7月に鈴木博昭にスプリット判定で勝利し、同年11月に弥益ドミネーター聡志に70kg契約で判定勝利し、MMA2連勝をマークした。2023年4月、MMAキャリア5戦目にしてキャリア29戦の斎藤に挑み善戦するも判定2-1で敗れた。大晦日にはYA-MANと対戦し、判定勝利を収めている。 先に平本が入場、続いて朝倉が入場。花道を小走りに駆けてリングイン。リングを一周してカメラに向かって手拳銃を打ち抜いた。 「ラストマン・スタンディング・タイトルマッチ」として特別なベルトがかかる5分5R。 通常5分3Rのトータルマストの判定のRIZINだが、この試合は、各ラウンド10点方式による採点で優劣をつけ、3Rまでに決着がつかなければそこまでのスコアをオープン。そして5R終了時にスコアが同点だった場合、トータルで優劣をつけ、どちらか一方を支持するマスト方式で勝者を決める。 1R、サウスポー構えになる平本。朝倉もサウスポー構え。先に左ミドルは朝倉。左ローの平本に朝倉は左ローを返す。腰を落とした構えになる平本。左ストレートを突く。右ジャブのダブルを見せて左ローの平本に右ローを打つ朝倉。 平本は細かいステップで右から左に移動すると、左を打ち抜き、朝倉をグラつかせると、組んできた朝倉を左右連打から、朝倉の右にカウンターの左フック! ダウンした朝倉に右のパウンドを連打し、レフェリーが間に入った。 試合後、平本は「朝倉未来ありがとう、そして辞めないでください。朝倉未来がいたからこんな情熱を持ってやれたし、早く帰りたいんでこのくらいで。ありがとうございました」と挨拶。 リングサイドの鈴木千裕を見つけると、ペットボトルを投げつけ。鈴木も投げ返し、一触即発に。 解説席のフェザー級王者の鈴木千裕は「“なんちゃってベルト”が一番お似合いじゃないですか。やりたければ勝ち上がればおのずとやるんじゃないですか」と答えた。
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