9月29日開業!高架で生まれ変わる「JR松山駅」高まる期待と街づくりへの課題
それがこちら、手づくりの塩麹に漬けこんで焼き上げた、愛媛産マダイのおにぎりです。 石川店長: 「これ(タイの身)をほぐすのか、そのまま載せるのかとか色々考えている。タイの皮を目立たせるのか身を見せた方がいいのか。やっぱり見栄えとかも大事なので」 県外から訪れる人に、愛媛の魅力をおにぎりでどう伝えるか… 石川店長: 「ギリギリまで迷おうと思っている。JRの方だといろんな方が観光であったりとかで来られるので、観光の方でも愛媛の松山を地元と思っていただけるように『お帰りなさい』『行ってらっしゃい』と言えるようなお店にしたいなというのが目標」 1日に1万1600人が利用する松山の玄関口にして、交通の要所でもある松山駅。新しい駅舎への期待が高まる一方で…
駅周辺では進まない整備に不安の声も
駅前で12年営業 コーヒースタンド店主: 「『あまり変わってないね』という声は聞く。(西側は)まだ更地で。うーん…(周辺に)お店とかが増えてこないと、期待値がないとなかなか人は動いてくれないんじゃないか」 駅周辺で整備が順調に進んでいるとは言えない状況です。
松山市が広場を整備する西口付近のエリア。今年3月、デザイン案が公開されましたが、これまで駅や高架化のための資材置き場として使われていたため、実際の工事はこれからです。
松山市交通拠点整備課 村上博課長: 「今これ舗装をかけているが、その準備ということで歩行者が通れるように整備している。これを29日までに仕上げて、西口からの歩行者の動線を確保しようとしている」 市は、西口の南北をつなぐ歩道に加え、今年度中にタクシーや一般車が乗り入れる臨時の乗降場を作るなど、駅を利用する人の利便性を確保しながら、段階的に整備を進める方針です。
村上課長: 「市道の駅西南北線。この供用を来年の11月ぐらいを目処に供用する。そうなるとやっとこの西側の広場の整備にかかれる。建物もあったりするので若干時間はかかるが極力早く」