大谷翔平 PHOTO:Getty Images

＜2024年10月16日（水）（日本時間17日）MLB ニューヨーク・メッツ 対 ロサンゼルス・ドジャース ＠シティ・フィールド＞ 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった！元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 大観衆が集まったシティ・フィールドで強烈な逆襲を見せた。 ドジャース、メッツともに1勝ずつで迎えたナショナル・リーグチャンピオンシリーズ第3戦、投打がかみ合ったドジャースが8-0でメッツをねじ伏せて2勝目を挙げた。 ドジャースはビューラー（30）、メッツはセベリーノ（30）が先発したこの試合、最初に仕掛けたのはドジャースだった。 2回表、四球とエラーなどで1死二、三塁というチャンスを作ると、ここまで不振だったスミス（29）がピッチャー強襲の内野安打。 これがタイムリーとなってドジャースが1点を先制。さらにエドマン（29）がセンターへの犠牲フライを放ってさらに1点を追加した。 2点を奪われたその裏、メッツの反撃。制球の安定しないビューラーを攻めて1死満塁のチャンスを作るも、アルバレス（22）、リンドーア（30）がまさかの連続三振。 マウンドで雄たけびを上げるビューラーと対照的に、悔しそうな表情を浮かべるリンドーアの姿があまりに対照的だった。 さらに6回、ドジャースは二死二塁の場面で打席が回ってきたキケ・ヘルナンデス（33）がギャレット（31）のスプリットを捕らえてレフトスタンドに叩き込んで2ラン本塁打に。 ポストシーズン通算15本塁打を誇るお祭り男はホームインした直後に恒例となっている“かめはめ波ポーズ”でチームメイトたちと喜びを分かち合った。 8回、ここまでノーヒットに苦しんでいた大谷翔平（30）が目覚める。 1死一、二塁とこの日初めてのチャンスで打席が回ってきた大谷はメッツのメギル（29）のカットボールを完璧に捕らえた。 打球はライトのポール際ギリギリに伸びていく一発となり、そのままスタンドイン。この日初安打で3ラン本塁打をかっ飛ばし、この一発で試合を決めてみせた。 そして9回には4番に入ったマンシー（34）が2試合連続となる本塁打を放ち、リードを8点に広げた。 投げてはドジャース自慢のリリーフ陣がこの日も奮起。 先発のビューラーが4回無失点でマウンドを降りると、その後をコペック（28）、ブレイシア（37）、トライネン（36）が1イニングずつを投げてゼロに抑えると、8回以降はキャスペリアス（25）がピシャリと抑える完封リレーでゲームセット。 ドジャースが敵地で2勝目を挙げてみせた。 得点圏では6打数5安打、打率.833と鬼神の如き活躍を見せる大谷の一打も飛び出し、2勝目を挙げたドジャース。 明日のゲームも制してシリーズ制覇に王手をかけるだろうか。