【インド】台湾ビジネス使節団が訪印、提携強化を模索
インド商工会議所連合会(FICCI)は23日、今月末にも台湾の業界団体加盟員など50人で構成する台湾ビジネス使節団が訪印すると発表した。電気自動車(EV)や電子機器製造、脱炭素技術分野などで協力強化を図る。訪印に合わせ、ビジネスイベントも開催する。 ビジネス使節団は、台湾経済部(経済産業省)の陳正キ政務次長(キ=しめすへんに其、次官)を団長として訪印する。構成員は、台湾の電子業界団体、台湾区電機電子工業同業公会(TEEMA)と製造業中心の経済団体、中華民国全国工業総会(CNFI)の加盟企業などから選出するとみられる。 FICCIは、台湾の両業界団体との提携強化を踏まえ、30日に「インド・台湾産業協力サミット2024」を開催し、10月1日には、「インド・台湾ビジネス・マッチメイキング・セッション」を開く。 FICCIは報道発表で、「両ビジネスイベントには著名な企業が集い、新たな事業機会を創出する場となる」と述べた。