パッキャオが7月サーマンと統一戦決定も米メディアは「KO負け危機。勝てば最大番狂わせ」と予想
「サーマンの復帰戦が無防備に見えたとしても、多くの人々がサーマンを支持するだろう。もしパッキャオが、この戦いに勝つとすれば、今年のスポーツ界の最大の番狂わせのひとつになる。サーマンには欠点もあり、パッキャオには高いスキルがある。だが、サーマンはかなりのパンチ力を持つ。パッキャオは2012年にマルケスにKO負けしているが、同じくKO負けする可能性がある。マルケス以来のこれまで最も危険なパンチャー。過去最大のKO負けの脅威がある。サーマンが最高のコンディションで臨むならば、パッキャオが困難な戦いに直面していることを否定できない」 パッキャオはキャリアでメイウェザー戦など7敗を喫しているが、KO負けは2012年の4階級王者、フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との試合だけ。だが、フォーブス誌をはじめとして、今回、KO負けを危惧する声は少なくない。勝てば、メイウェザーとの再戦を含め、さらなるビッグマッチ構想が広がるだろうが、パッキャオにとってボクシング人生をかけた重大な一戦になりそう。ちなみに前出のフォーブス誌は「パッキャオにとって過去最大の記憶に残る試合になるだろう」とも表現していた。