リリー・フランキー 玉川徹をプロデュース?「ラジオはどうなっているのかなといつも心配はしています」
◆片思いの年上の相手にオススメのアクションは?
原:ここからはリスナーのみなさんからいただいたメッセージを紹介していきたいと思います。今日のテーマは「聞いてほしい恋愛の悩み」です。リリーさんは恋愛トークがお得意なイメージがあるのですが、いかがですか? リリー:俺とか玉川さんに恋愛の話をするのはね……(笑)。 玉川:恋愛相談に乗りたい気持ちがあるんですよね。 <リスナーの相談> 私はこの春から、社会人の方が半数ほどいらっしゃる大学院の修士課程に在学しています。 講義が一緒になることが多い、私より3歳年上の女性が気になっており、講義終わりに最寄り駅に着くまでの間、お話しする関係性です。 私自身、恥ずかしながらこれまで恋愛経験が皆無で、彼女を知りたい、話したい一心で積極的に声をかけています。楽しい話題になると盛り上がるのですが、そうではないと彼女の返答がそっけなく、そこから会話を発展させる自信がありません。 先週、講義終わりに私からカフェに誘い、お互いの趣味などを語り合いました。おそらく嫌われてはいないのですが、単に「同じ学校の人」ぐらいにしか思われていないような気もしています。今後、彼女ともっと親密になりたいです。 原:この悩みはどうすればいいでしょうか? 玉川:恋愛は恋と愛の言葉からできていますけども、これは恋ですよ。 原:リリーさんは笑っていますけども(笑)。 玉川:笑うところ!? 年上の人が美しすぎるっていう気持ちはわかります。僕も若い頃、1つ上の人に感情を持っていかれたことがありました。年上自体が魅力の1つでもあるんですよ。リリーさんはどうですか? リリー:たぶん、原さんはお気付きだとは思うのですが、完全に“詰んで”いますよね。勝ち目があまりないといいますか。年上に惹かれる年代だとは思うのですが、彼はまだ相手に大切なことを伝えていないと思うんですよ。 玉川:それは何ですか? リリー:うちのラジオ「リリー・フランキー『スナック ラジオ』」のリスナーだったら冒頭に書いてあると思うんですけど、童貞かどうかです。年上の人に「童貞なんです」って言ったら「そうなんだ?」ってなると思いますよ。相手に興味が出始めますもん。 玉川:じゃあ、僕のアドバイスを。やっぱり若い頃は年上だったり自分より先んじている人、経済力がある人に惹かれるものですよ。だけど、男女ってそれだけじゃないんですよね。針の糸を通すような難しいことかもしれないけども、彼の誠意をぶつけるしかないと思うね。 原:誠意と言いますと? 玉川:「私はあなたのことをこれほど思っています」と伝えます。それでもダメかもしれないけれど、一縷(いちる)の望みがあるとしたらそこだと思う。 リリー:玉川さんがおっしゃるように、誠実に童貞であることを伝えるべきです。 玉川:(笑)。王道ではなく、からめ手ではあるけど、テクニック的にはアリだと思います。ただ、ハイリスク・ハイリターンだと思いますよ。 リリー:いや、どっちにしても今は詰んでいますから(笑)。 玉川:相談が来なくなっちゃう(笑)! 原:やっぱり女性の気持ちが動くっていうのが大切ということですよね? リリー:今までの流れでは関心を持たれていないから、一番いいのは隠さず正直に話すことでしょうね。 玉川:自分をぶつけるしかないですね。 (TOKYO FM「ラジオのタマカワ」2024年5月16日(木)放送より)