11位・東海大、12位・国士大が総合同タイム 区間上位者数で順位決する/箱根駅伝
◇第100回箱根駅伝(東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km) 第100回箱根駅伝が行われ、11位の東海大と12位の国士大が11時間1分52秒の同タイムだった。往路は国士大が11位、東海大が16位。タイム差があったものの、復路一斉スタートの関係で、記録のみが同タイムとなった。 【写真】同タイム着差ありで順位が決まった第89回箱根駅伝の帝京大と早大 箱根駅伝の競技実施要項の「5.同タイムの順位」にある「フィニッシュの着順が成績順位を示さない場合において同タイムになった大学の順位は、区間上位者数の多少によるものとする」と明記。 区間1位の数で比較し、同数の場合は区間2位の数…と比較していき、上位の数が多い大学が先着したとする。 今回の場合、それぞれの最高順位は東海大が1区・5位の兵藤ジュダ(2年)、国士大は5区・7位の山本雷我(4年)となり、東海大が11位に決まった。 過去には40回(1964年)の順大と日体大(5位、6位)、91回(2015年)の日体大と拓大(15、16位)、93回(2017年)の山梨学大と明大(17、18位)がある。なお、89回大会の4位・帝京大と5位・早大は一斉スタートや繰り上げなしで、同タイム着差ありでの競り合いとなった。
月陸編集部