「優勝したみたい」ルヴァン1回戦から大激戦!リーグ戦未勝利のJ2長崎が延長終了間際の劇弾で今季初勝利 サポーター「泣けてくるぜ」「一体感が堪らない」
◆YBCルヴァンカップ1回戦 愛媛FC(J2)3―4Vファーレン長崎(J2)(6日、ニンジニアスタジアム) ■冷静すぎる!マテウス・ジェズスが決勝弾【動画】 大激戦となった初戦を長崎が制した。 アウエーでの一戦は前半2分、右からのクロスのこぼれ球をエジガル・ジュニオが押し込み幸先よく先制。しかし、23分にPKを与えてしまうとベン・ダンカンに決められ同点に追いつかれてしまう。それでも32分には、ゴール前中央でボールを受けたマテウス・ジェズスが相手DFをうまく交わして、冷静にゴール左隅に流し込み再びリードを奪った。 後半に入り試合は落ち着きを見せたが、逃げ切りが見え始めた32分、ヘディングシュートの跳ね返りを舩橋京汰に詰められ同点を許すと、5分後には左CKのクリアを佐藤諒に拾われ、豪快なミドルシュートを決められて勝ち越しを許した。ここから怒濤の攻撃を見せた長崎は終了間際にPKを獲得。フアンマ・デルガドが冷静に沈め、試合は延長戦に突入した。 延長後半10分に相手に退場者が出て数的有利に立った長崎が攻勢を強めると、13分に左サイドからのクロスにゴール前でフアンマが反応するもシュートを打ち切れず。こぼれたボールはフリーのジェズスの元に転がり、冷静にシュートコースを見切り左足でシュート。決勝点を奪った。 この様子をJリーグの公式X(旧ツイッター)が動画で公開。J2開幕から2試合勝ちがなかったこともあり、サポーターからは「優勝したみたいな感じっすね」「チームの一体感が堪らないです」「泣けてくるぜ」などの声が上がっている。 2回戦に進出した長崎は4月17日にホームのトランスコスモススタジアム長崎でJ1ジュビロ磐田を迎え撃つ。
西日本新聞社