下田でSリーグ始まる 松木市長がファーストライドで開催祝福
下田市吉佐美の多々戸浜海岸で17日、国内プロサーフィン最高峰のツアー「Sリーグ」(日本プロサーフィン連盟主催)が始まった。20日までの4日間、約130人が波乗り技術を競い合う。 ◇……………………◇ Sリーグは今年から新たに始まったサーフィンのプロリーグ。今季は8月に茨城県で開幕し、来年4月まで争われる。下田ではショートボードとマスターズの第2戦が繰り広げられる。国内外の大会で好成績を収めている馬場心さん(下田中3年)をはじめ、地元サーファーも出場している。 オープニングセレモニーで、松木正一郎市長が下田での開催を祝ってファーストライドに挑戦した。ウエットスーツ姿で登場すると、ボードを抱えて海に向かった。約40年前の経験を生かして波乗りに成功すると、両手を上げて喜び、そのまま海にダイブした。会場からは拍手と歓声が沸いた。
松木市長は「ビーチリゾートを新しい形にしていく必要があり、海をそのまま楽しめるサーフィンは有効的。波に乗るのはとても気持ちいい」と笑顔を見せた。 出場者は下田のきれいな海を堪能しながら、華麗なライディングを披露した。 観覧自由。各日午前7時前後から夕刻まで競技が行われる。
伊豆新聞デジタル