義足のランナー井谷俊介選手が特別支援学校で授業 生徒たちと直接ふれあい、走り方など指導
メ~テレ(名古屋テレビ)
パリパラリンピックで入賞した義足のランナー、井谷俊介選手が親交のあった生徒たちに特別授業を開きました。 9日、愛知県愛西市の特別支援学校で授業をした三重県大紀町出身の義足ランナー井谷俊介選手。 9月のパリパラリンピック。200mで7位入賞を果たしたアジア記録保持者です。 小学5年生から高校3年生までの約180人が参加した交流会。 3年前から応援メッセージを送ってもらうなど親交のあった生徒たちと初めて直接ふれあい、走り方などを指導しました。 「めちゃくちゃ速かった」(高校2年生) 「今日はとてもいい一日になった」(高校1年)
次の舞台への刺激に
「僕自身が夢に向かって頑張ることで明るく過ごせるようになったことを伝えていて、みんなに元気を与えたいと思って来たけど、逆にみんなが元気すぎて僕が元気をもらう形になった」(井谷俊介選手) 交通事故で右足を失った8年前から、夢を抱いてきたパラリンピックに出場した井谷選手。 次の夢舞台・ロサンゼルスに向け、良い刺激になったと言います。 「4年後にメダルを取れるように、海外勢を驚かせる結果を出せたらと思って、これから4年間頑張っていく」(井谷選手)