ウクライナの“義足ランナー”、東京マラソンに挑戦 勇気でつないだ 42.195キロ 「最後まで戦うことを見せたかった」『every.特集』
■ユーリさん「日本のように美しい国に」
一方のユーリさんは 29 キロ地点で制限時間を超え、マラソンコースは走れなくなってしまいました。それでも諦めずに沿道を走り続け、7時間以上かけてゴール付近までたどり着きました。 ユーリさん 「『ウクライナ人は最後まで戦う』ということを見せたかったんだ。多くの日本人がウクライナの国旗を持って応援してくれた。とても感動したよ」 終わりの見えない戦争。亡くなる人や手足を失う人は今も増え続けています。2人が目指すのは、どんな未来なのでしょうか。 ユーリさん 「僕たちには国を立て直す必要がある。ウクライナが日本のように美しい国になってほしい」 ロマンさん 「ウクライナに帰ってからは、次のマラソンに備えてもっと頑張るよ。これからも負傷者や兵士を支援していきたい」 (3月22日『news every.』より)