<呪術廻戦>ジャンフェスで芥見下々コメント公開 ファンに感謝「次の挑戦の準備をしつつ恩返しを」 最終巻に描き下ろしエピローグ
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のイベントが12月21日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「ジャンプフェスタ2025」内で行われ、芥見さんがコメントを寄せた。 【写真特集】「呪術廻戦」最終巻に芥見下々描き下ろしエピソード 描かれる4人が明らかに
原作は、今年9月に最終回を迎え、約6年半の連載に幕を下ろした。芥見さんはファンへの感謝、アニメを手掛ける御所園翔太監督への賛辞をつづり、「改めて、7年弱、呪術廻戦という作品を支えていただきありがとうございます。次の挑戦の準備をしつつ恩返しをしていくつもりです。お楽しみに~」と締めくくった。
12月25日に発売されるコミックス最終30巻に芥見さんによる描き下ろしエピソードが収録されることも発表された。小沢優子、パンダ、釘崎野薔薇、裏梅の4人のエピローグが描かれるという。コミックス第29巻も同日、同時発売される。
ステージには、虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さん、五条悟役の中村悠一さんが登場した。登壇を予定していた内田雄馬さんは体調不良のため欠席した。
「呪術廻戦」は2018年3月に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。9月30日発売の連載誌「週刊少年ジャンプ」44号で最終話を迎え、約6年半の連載に幕を下ろした。コミックスのシリーズ累計発行部数は1億部以上。
テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、国内興行収入が約137億5000万円、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。テレビアニメ第2期が、2023年7~12月に放送された。続編となる「死滅回游」が制作されることも話題になっている。
テレビアニメ第2期の「懐玉・玉折」の特別総集編「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」が、2025年5月30日に劇場公開される。