寒~い冬の朝イチショットは“ミパミパ”流ルーティンで 清本美波
トップ合格の現役JKプロ ドッキドキの人生初レッスン
昨年11月に行われたプロテストでトップ合格を果たした清本美波(ニックネームはミパorミパミパ)。身長153cmと小柄で細身のスタイルでありながら、ドライバーの平均飛距離230ydというパワフルさを武器に、超難関の狭き門を初受験で突破した。そんな注目ルーキーに、100切りを目指すゴルファーの悩みを聞いてもらう。人生初となるレッスンは超貴重! 永久保存版だ。 【画像】“ミパミパ” です
「冬ゴルフが苦手という人」をレスキュー♪
寒~い冬の朝イチショットは“ミパミパ”流ルーティンで 清本美波がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーSさんの悩み】 「とにかく冬のゴルフが苦手です。朝から寒さで体が思うように回らず、1ホール目のティショットはだいたいOB…。プロはどのように回避しているのでしょうか」 【清本美波のレスキュー回答】 冬のラウンドは、寒さで上体が縮こまってしまい、いつものように振り切ることができません。そんな状況だからこそ、いつもと同じ状態をつくることが重要。ストレッチも素振りも、プレショットルーティン(ショット直前の決まった所作)も、常に同じ行動を取ることで、朝イチショットの成功につなげることができます。
1. 肩甲骨周りをストレッチでほぐす
朝は肩周りの可動域が狭くなり、イメージ通り振ることが困難。そこで、まずは肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチを行います。クラブを体の前で水平に掲げ、前から後ろに回し、さらに上体を左右に動かしてスイングの動きを反復します。
2. 左右対称の素振りを行う
素振りは、クラブ2本(1本はいつも通り&もう1本は上下反対に)でややバランスが重い状態で振ります。右素振りの後は、逆手に持って左でも同回数を振る。左右のバランスを均等に保ち、体の軸が偏らないリセットした状態をつくることが目的です。
3. ルーティンは歩数まで決める
緊張と寒さから、朝イチショットをいつもと同じ状態で臨むことは難しいです。そんなときこそ、なるべく細かなチェック項目を設けましょう。私は後方からボール横に移動する歩数を4歩と決め、平常と同じ状態でアドレスに入るように心がけています。
【今回のまとめ】冬は「決まりごと」をちょっぴり多めに♪
・肩甲骨周りをストレッチでほぐす。 ・左右対称の素振りを行う。 ・ルーティンは歩数まで決める。 取材協力/養老カントリークラブ