【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】初めての3番手回りだった野崎将史がイン強襲1着「空いた確信はあった」
<26日・小倉競輪・2日目> 乱戦の5Rを制したのは野崎将史だった。屋良朝春の単騎がましで中四国トリオは立ち遅れ。初めてラインの3番手を回った野崎にとってはバック7番手という最悪の展開になった。それでも終3角から車を内に向けると、2センターで先頭の奥出良が空けた最内のコースに飛び込み、そのまま一気に抜け出した。 「蒋野(翔太)君の捲りが合わされたし、外は行けなかった」と、流れの中で仕方なく突っ込んだ形ではあったが「内が空いた確信はあった」としてやったり。「まだ追い込みに変わったわけではない」と脚質の完全転向は否定したが、「人の後ろを回ると気持ちに余裕が出るし、レースがよく見えますね」と悪い気はしない。決勝はライン4車の3番手で、追い込みの経験値をさらに積み上げる。