【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】50歳のベテラン佐藤成人が特選回りから連勝「これで悪いって言えないよ」
<11日・小倉競輪・2日目> 準決8Rは佐藤成人が連夜の差し切り1着。特選回りから連勝で決勝に進出し「調子? これで悪いって言えないよ」と満面の笑顔をみせた。 初日は6番手から捲り上げた中村一将の勢いをもらって強襲したが、この日は真逆の展開。吉堂将規の抑え先行を利して、最後は残し気味に追い込んだ。「吉堂君のことを心配していたけど全然大丈夫だった。ただただ、ありがたかったよ」と、92点の曽我圭佑を相手に4角ハコ無風の展開をつくっただけでなく、3着に粘った吉堂に感謝した。 決勝は再び吉堂とタッグを組む。「最近はいい展開を生かせなかったり決勝に乗っても着が悪かったり。だから明日こそは何とかしたいよね」。後輩の強さを信頼しつつ番手でサポート。その役割をこなした先には、きっと2022年10月(奈良)以来の優勝が待っている。