「マリノスファミリーを去るのはとても寂しい」マスカット監督が退任。J1制覇など確かな足跡。ファンから感謝が溢れる
「感謝の言葉しかない」「メンタリティを定着させてくれた」
横浜F・マリノスは12月7日、ケヴィン・マスカット監督の退任を発表した。 現在50歳のオーストラリア人指揮官は、同胞のアンジェ・ポステコグルー(現トッテナム監督)の後を受け、2021年夏に就任。1年目は2位に終わるも、2年目に3年ぶり5度目のJ1制覇に導くなど、確かな手腕を発揮した。3年目の今季はヴィッセル神戸との優勝争いに競り負け、再び2位で終わっていた。 【PHOTO】シーズンを締めくくるJリーグアウォーズ。最優秀選手賞は得点王とダブル受賞の半端ないエース! マスカット監督は、まず関係者の感謝を伝えた後、次のような熱いメッセージを発信している。 「来日してからの2年半、あたたかく迎え入れていただき、本当にありがとうございました。そして自分が求めることをピッチで表現してくれた選手たちにも感謝したい気持ちでいっぱいです。日々の努力やその姿勢は本当に素晴らしかったと思います。アタッキングフットボールを体現し、勝点・ゴールを積み上げ、エキサイティングなサッカーをしてくれました。 最後に言わせてください。どのクラブでも一番重要なのはファン・サポーターです。皆さまの応援がどれだけ自分の支えになったのか計り知れません。忘れることのできない最高の思い出をともに作りました。このマリノスファミリーを去るのはとても寂しい気持ちですが、最高の思い出を胸に、横浜F・マリノスのご健勝とご活躍を願っています。2年半、本当にありがとうございました。『心より感謝』」 この発表を受け、SNSは「ケヴィンには感謝の言葉しかない」「マリノスに王者のメンタリティを定着させてくれた」「アンジェの後任はケヴィンじゃないと務まらなかった」「残念ですが、お疲れ様でした!ありがとうケヴィン!」といったコメントで溢れている。 気になる後任は「決まり次第お知らせいたします」となっている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部