「激似でヤバ」「本人連れてくんなよ」 再現度が高すぎた実写版キャラたち
「見た瞬間決定」監督も驚いた激似キャスティング
●『ちはやふる』 雑誌「BE・LOVE」(講談社)にて2008年から2022年まで連載された末次由紀先生原作の青春マンガ『ちはやふる』は、2016年から2018年まで実写映画3作が公開されています。主人公「綾瀬千早」(演:広瀬すず)が「競技かるた」の世界へのめり込み、仲間たちと奮闘する姿は多くの人を感動させました。 本作は千早を演じた広瀬さんや、千早のかるたをやるきっかけになった「綿谷新」を演じた新田真剣佑さんなど、高い再現度で好評です。そのなかでもまさしく「ハマリ役」と話題になったのは、強豪「北央学園」の「ヒョロくん」こと「木梨浩」を演じた坂口涼太郎さんです。 坂口さんはマッシュルームカットでひょろっと細長い体形のヒョロくんを、原作そのままに再現します。ネット上では「現実にいる本人連れてきたのかと思ったわ」「フォルムだけじゃなくて、腰巾着感もヒョロくんそのものなんだよな」「真島太一(演:野村周平)との試合は原作以上にヒョロくんだった」といった声があがっており、原作ファンも文句なしのクオリティでした。 1作目『ちはやふる -上の句-』の舞台挨拶の際、実写シリーズを手掛けた小泉徳宏監督はオーディションでビジュアルを重視して俳優を選んだことを語っており、ヒョロくんに関しては「(オーディションのときに坂口さんが)扉を開けた瞬間に決定だな、と。まさかこのクオリティが来るとは思わなかった」と、当時のことを振り返っています。役のために体重を7kg落とし、競技かるたの練習にも余念がなかったという坂口さんは、『上の句』クライマックスの太一との戦いを大いに盛り上げる重要なキャラを演じ切りました。 ※冴羽リョウの「リョウ」は、正しくは「けものへん+うかんむりなしの寮」。 ※市村 正親さんの名前漢字表記に誤りがありました。 誤)市村正規 → 正)市村正親 お詫びして訂正いたします。(2024年6月26日10時02分)
LUIS FIELD