「実感が湧いてきた」鶴岡東に選抜旗を授与 /山形
<センバツ高校野球> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する鶴岡東に20日、選抜旗が授与された。生地はスクールカラーの緑色で校名や校章が描かれ、3月19日の開会式の入場行進で掲げる。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 鶴岡市切添町の同校で行われた授与式には、選手35人と職員計約50人が出席。浜名晋一・毎日新聞山形支局長から手渡された斎藤哲校長は「気持ちが高ぶる。東北の野球部すべての憧れの選抜旗を胸に出場し、鶴岡東らしい野球を見せてほしい」と期待した。 鈴木喬主将は「東北代表の名に恥じぬよう、(部員)66人全員で全力で戦う」と誓い、選抜旗を手に「ずっしりと重い。実感が湧いてきた」と笑顔を見せた。佐藤俊監督は「初戦を突破した41年前の先輩たちの成績を超えられるように、選手の背中を押していく」と意気込んだ。【長南里香】