原宿・神宮前交差点に「ハラカド」開業!銭湯「小杉湯原宿」など気になる施設内部を公開
東急不動産は東京・原宿の神宮前交差点に4月17日、新たな商業施設の東急プラザ原宿「ハラカド」をオープンする。開業を前にした9日、施設内を報道陣に公開した。 【写真】建設中に公開していた「小杉湯原宿」の女湯イメージ画像 常に新しい文化を作ってきた原宿・神宮前エリアを “クリエイティブの聖地” へ――。東急不動産の黒川泰宏執行役員本部長は「ハラカド」の特徴を「クリエイターを育成・支援・共創するプラットフォームの強化」「新しい3つの体験型メディアの実装」「継続的に発展していく新しい運営方式の導入」と説明し、商業施設ではなく「創造施設」とすることで年間1000万人の来客数を目指す。
具体的には3階の1フロアに、会員制カフェラウンジ「BABY THE COFFEE BREW CLUB(ベイビー・ザ・コーヒーブリュー クラブ)」を軸に、クリエイティブ活動をワンストップで支援する仕掛けを設置。ショート動画の撮影・編集や配信を行える「STEAM STUDIO(スチームスタジオ)」や、ポッドキャストスタジオとアートギャラリーを併設した「J-WAVE ARRTSIDE CAST(ジェイウェイブ アートサイド キャスト)」など、作品展示からイベント開催まで一環して実現できる。
5階・6階の飲食フロアは “原宿のまちの食堂” と位置付け、多種多様なデザインの空間でさまざまな人々が交流することでクリエイティブを刺激する溜まり場に。6階には初公開となる岡本太郎の絵画《夢》を展示し、昭和41年創業の町中華「紫金飯店」や新時代のファミリーレストラン「FAMiRES(ファミレス)」、隈研吾氏デザインのスタンディングバル「トーキングゴリラ」など22店舗のレストランを展開。11時~23時までの営業で幅広いジャンルのメニューが楽しめる。
新しい3つの体験型メディアとして、神宮前交差点を舞台とした体験型メディアとなる7階テラス、雑誌の紙面と連動したタイアップが可能なリアル体験メディアの2階「COVER(カバー)」、銭湯を通じた新しいコミュニティーで文化創造・発信につなげる地下1階「小杉湯原宿」を開業。「小杉湯原宿」では、72坪の湯上がりスペースを活用して花王、アンダーアーマー、サッポロビール、MYTREXと連携し、銭湯を通じたライフスタイルの提案を行う。