中国中銀総裁、アジア各国との通貨協力強化目指す-ボアオフォーラム
(ブルームバーグ): 中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は27日、アジア地域の金融安定性を高めるため、アジア各国との通貨協力の強化を目指すと「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」で表明した。
潘総裁はまたアジア各国に対し、国際通貨基金(IMF)においてより大きな役割を果たすために協力するよう呼びかけた。
潘総裁は貿易・投資活動を支援する上での2国間通貨スワップの利点を指摘するとともに、中国は金融リスクの予防を非常に重視しているとも語った。
世界経済フォーラム(WEF)のダボス会議(年次総会)のアジア版とも呼ばれるボアオフォーラムはこの日、2日目を終了。同フォーラムは海南省で4日間の日程で開催されている。
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原題:Boao Latest: PBOC Wants More Say for Asia at IMF; Clean Power (抜粋)
--取材協力:Dong Lyu、Jason Rogers、Katia Dmitrieva、Martin Ritchie、Zheng Li、Ocean Hou、Mengchen Lu、Adrian Wong、Ben Westcott.
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