小田裕太郎が2カ月ぶり先発出場で今季5ゴール目!ハーツは前半だけで6ゴール生まれた打ち合いを制す
ハーツの小田裕太郎がリヴィングストン戦で今シーズン5ゴール目をマークした。 13日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第33節でハーツはホームでリヴィングストンと対戦。3月上旬まで負傷離脱していた小田は、中盤の右サイドで2カ月ぶりの先発出場を飾った。 最下位に沈むリヴィングストンをホームに迎えたハーツだが、10分に先制点を許す。GKクレイグ・ゴードンの中途半端になったクリアをスティーヴン・ケリーが拾い、無人のゴールに流し込んでアウェーチームが先にリードを奪う。さらに、22分には左サイドからのボールを受けたケリーがペナルティエリア手前からネットを揺らして早々と2点のリードに成功する。 反撃に出るハーツは、29分にローレンス・シャンクランドの左サイドからの折り返しをホルヘ・グラントが押し込んで1点差に。その3分後には、自陣からのロングフィードをDFラインの裏で受けたシャンクランドがペナルティエリアに侵入すると、右サイドから駆け上がった小田に折り返し、日本代表FWがこれを押し込んで同点にする。このゴールは小田にとって3月16日のロス・カウンティ戦以来となる今シーズン5ゴール目となった。 40分にはアレックス・コクレーンの左サイドからのクロスをゴール前でキャメロン・デヴリンが押し込んで逆転ゴールをマーク。さらに、前半アディショナルタイムには、バックパスをインターセプトした小田がペナルティエリア内で倒されてハーツがPKを獲得する。これをシャンクランドが冷静に沈めてチーム4ゴール目を決めた。 ハーツの2点リードで後半に入ると、ホームチームが試合をコントロール。67分には小田がスコット・フレイザーと途中交代してベンチに下がると、74分にはグラントと代わって田川亨介が途中出場。試合はこれ以上動かず、ハーツが4-2でリヴィングストンに逆転勝ちし、3位でレギュラーシーズンを終えた。