取組後の尊富士

＜大相撲十一月場所＞◇中日◇17日◇福岡・福岡国際センター 　前頭十六枚目・尊富士（伊勢ヶ濱）が、前頭十三枚目・竜電（高田川）を押し出しで下した一番では、敗れた竜電が勢いよく土俵下へと落下。その際、尊富士は即座に土俵を降りて、手を差し伸べた。この姿にファンは「紳士」「あんたかっけぇよ…」などと反応していた。 【映像】落下した力士に尊富士が紳士な振る舞い 　立ち合い、左に変化した竜電だったが、尊富士はすぐに反応し圧力をかけて押し出した。竜電は土俵下へと落下してしまったが、尊富士は即座に土俵の下へと降り、竜電に手を差し伸べた。 　この取組を受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「立ち合い、竜電は変化でしたけど、ちょっと中途半端でしたね。やるんだったらもっと思いっきりやった方がいい」と指摘しつつ「尊富士はよく相手を見ていましたね」とコメントした。尊富士は6勝2敗、一方、竜電は2勝6敗となった。 　また、尊富士のジェントルマンな振る舞いに、視聴者からは「優しい」「やだ優しい」「やさしい」「さすたけるん」「惚れる」などの声が寄せられていた。 （ABEMA/大相撲チャンネル）