小選挙区と比例代表の投票用紙を誤交付、一部は無効票に 山口県萩市
山口県萩市選挙管理委員会は21日、衆院選の期日前投票に来た10人に対して小選挙区と比例代表の投票用紙を誤って交付したと発表した。途中で誤りに気づいたため、10人中2人の小選挙区分は正しい用紙が交付された。誤った用紙で投じられた票は無効票として扱われるという。 【写真】「投票箱足りない」衆院選巡る苦悩 用紙4種を一つの箱に投じる例も 市選管によると、誤交付があったのは同市高俣支所の投票所で、21日午前8時半~午後2時15分ごろに投票した10人に誤交付があった。投票に来た人の指摘で誤りに気づいたという。中谷伸選挙管理委員長は「選挙に対する信頼性を損なうことになり、心からおわびする」というコメントを発表した。(山野拓郎)
朝日新聞社