イタリア、フランスが欧州NL8強入り
【AFP=時事】サッカーUEFAネーションズリーグは14日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ2ではイタリアが1‐0でベルギーを下し、準々決勝進出を決めた。また、イタリアの白星により、厳戒態勢の中で行われたイスラエルとの一戦を0‐0で終えたフランスも8強入りを果たした。 【写真】デビュー戦ゴールを喜ぶイングランドのカーティス・ジョーンズ 敵地ブリュッセルでイタリアは11分、右SBジョバンニ・ディ・ロレンツォの持ち上がりから最後はサンドロ・トナーリが押し込んでゴールを奪った。 一方でフランスは、ホームのスタッド・ド・フランスでチャンスをつくり出すのに苦労し、スコアレスドローで試合を終えた。この試合は、先週オランダ・アムステルダムでイスラエルのクラブ、マッカビ・テルアビブのサポーターが襲撃される事件が発生したため、厳重な警備の下で行われた。 イタリアとフランスは17日に直接対決を控えており、フランスが勝利すれば組首位に浮上する可能性がある。 一方、リーグBのグループ2ではイングランドが3‐0でギリシャに快勝し、組首位に浮上した。招集辞退者続出で大幅なメンバー変更を強いられたイングランドのリー・カーズリー暫定監督だったが、この試合ではハリー・ケインを外すという驚きの決断を下した。 それでもケインに代わって出場したオリー・ワトキンスが開始わずか7分で先制点を決め、指揮官のその決断を正当化すると、78分にはジュード・ベリンガム、83分には代表デビューとなったカーティス・ジョーンズがそれぞれ得点を挙げた。 1試合を残してギリシャと勝ち点12で並んだイングランドだが、得失点差で3上回って組首位に浮上している。【翻訳編集】 AFPBB News