財布に1万円紙幣しかない状態で「両替不可」のバスに乗ってしまった!次回にまとめて支払えば大丈夫でしょうか?
バスの中には、一部のお金を両替できない車両が存在します。その場合、乗車してから小銭がないことに気づき、支払いに困ってしまうケースがあるかもしれません。 「電子マネーやスマホ決済などで支払えばよいのでは?」と思うかもしれませんが、乗ったバスがキャッシュレス決済に対応していない、あるいは本人がキャッシュレス決済の準備をしていないケースもあるでしょう。 本記事では、バスで手持ちの現金で支払いができない場合の対応について解説します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
紙幣によってはバスで両替できない
通常、バスには両替機がついており、手持ちの現金を細かくくずせます。しかし必ずしもすべてのお金を両替できるわけではありません。地域によっては、硬貨や1000円札は両替できても、2000円札以上の紙幣の両替を受け付けていないケースがあるようです。 1万円札でも両替できるバスは存在しますが、乗るバスがそれにあたるとは限りません。同じバス会社であっても、両替できるバスとできないバスを運行しているケースがあります。 そのため、財布の中に細かいお金がなく、1万円札など大きな紙幣ばかりなら、「バスに乗る前に」両替しておく方がよいでしょう。
両替し忘れた場合はどうなる?
では仮に、「両替できる紙幣がなく小銭もない」場合、どうなるのでしょうか。 この場合は、運転手に事情を説明し「支払う手段がない」ことを伝えるしかないでしょう。どのような対応になるかは一概にいえません。最終的には運転手の判断になると思われます。想定される対応としては、以下のようなケースが考えられます。 ・運転手が高額紙幣を両替できるよう個人的に準備している ・ほかの乗客に紙幣を崩せないかアナウンスされる ・持っている小銭だけ支払うように言われ、残金は次回の乗車で支払うよう伝えられる ・終点であれば、近くの店で両替して支払えるようにしてくれる バス会社によっては、高額紙幣を両替できるよう、乗務員に釣り銭を持たせているところもあるようです。 一方、防犯上の理由から、乗務員にお金を持たせない会社もあるでしょう。いずれにしても、持ち合わせがないことで運転手に余計な手間をかけさせてしまうと、時間がかかるだけでなく、ほかの乗客の迷惑になってしまうかもしれません。 特に後払いのバスに乗車するときは、財布の中身のチェックが必要です。
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