目指せ全国!富大生「アイドル」 コピーダンスサークル「淡雪アプレミディ」が人気
●ダンスや衣装、演出に磨き 富大のコピーダンスサークル「淡雪(あわゆき)アプレミディ」が人気を集めている。メンバーは演者や衣装係、交流サイト(SNS)の運営などを行う裏方の10人で、富山、石川県のイベントに出演する。6月には名古屋市で行われた大学対抗女子大生アイドル日本一決定戦の東海地区予選に出場し、予選敗退。次回大会は12月に予選があり、メンバーは全国大会出場を目標に練習に励む。 サークルは昨年9月に結成された。今年春に卒業したさきさん(23)が在学中、コピーダンスの大会を見て「自分の大学でもやりたい」とメンバーを募った。グループ名は富山らしい「雪」と、フランス語のアプレミディ(午後)を合わせ「淡雪アプレミディ」とした。 大会はアイドルの曲に合わせて踊り、ダンスや表現力、個性、演出、魅力を審査員と観客から評価される。メンバーのななさん(20)は「1年間手探りながら活動を続けてきた。結果を残して全国大会に行きたい」と意気込む。 衣装を手掛ける杉本陽香さん(20)はステージには立たないが、「衣装を通じてパフォーマンスと演者の気持ちを押し上げたい」と話す。活動費を捻出するため、ブロマイドやイベントでのファンとのツーショット写真などを販売しているが、まいさん(21)は「衣装代や大会会場への交通費に全部消えちゃいます」という。 さきさんは「コピーダンスサークルを目当てに、富大に入学してくれる子がいたらうれしい」と話した。