列車が通過直前に踏切の遮断機が急に上がる…30m手前で運転士気づき急ブレーキ 通過待ちの車が進入し列車と接触 けが人なし 南海電鉄高野線
大阪市西成区にある南海電鉄高野線の踏切で列車が通過する直前に遮断機が上がり、踏切に進入した車と接触する事故がありました。事故によるけが人はいませんでした。 南海電鉄によりますと、6日午前6時25分ごろ、西成区橘2丁目にある高野線の「西天下茶屋1号踏切」で、岸里玉出駅発汐見橋行きの上り列車と車の接触したということです。 列車は「西天下茶屋駅」に停車するため減速していましたが、通過する直前に降りていた遮断機が急に上がったということです。 運転士が踏切の30m手前で気づき急ブレーキをかけましたが、通過待ちをしていた車が踏切内に進入し、列車の先頭車両の側面と接触したということです。 車には50代男性が乗っていましたが、ケガはなく、列車の乗員・乗客にもケガはなかったということです。 南海電鉄は遮断機が上がった経緯などについて原因を調べています。 この影響で高野線「汐見橋~岸里玉出」間で運転を見合わせているということです。