同僚のIDやパスワードで県のサーバーに不正アクセスした疑い 元岐阜県職員を逮捕
岐阜県が管理するサーバーコンピューターに同僚のIDやパスワードを使って不正にアクセスしたとして、30歳の元県職員の男が18日、逮捕されました。 不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されたのは京都府長岡京市に住む元県職員の男(30)です。 警察によりますと、男は県職員だったおととし11月から去年10月までの間、同僚のIDやパスワードを利用し、34回にわたって県が管理するサーバーコンピューターに不正にアクセスした疑いがもたれています。 県によりますと、男は元県可茂土木事務所の主任技師で、2018年から去年までに、女性職員のカーディガンや名札ケースなどの私物を盗んだり、他の職員のパソコンに不正アクセスし電子ファイルを自分のパソコンに複製したりしたとして、ことし3月に懲戒免職処分となっていました。 警察はことし9月に県の告発を受け捜査を進め、先月、女性職員の手帳とイヤホンを盗んだ疑いで男を逮捕していました。 調べに対し、男は容疑を認めているということです。警察は動機や余罪を詳しく調べています。