一体どうすればいい? 乗れなくなったバイクの廃車手続き
まずはナンバーを返すなどの手続きを
バイクを手放す際に、まだ乗ることができるのであれば下取りや買い取りを業者に依頼する事でスムーズに手放せます。 【画像】バイクを廃車にする方法を画像で見る(10枚) 一方、乗りつぶして、もう乗ることができないほど消耗していたり、事故などにより修理不可能なほど壊れている場合は、どうすれば良いのでしょうか。
大切な愛車に最後まで乗り続けて、乗りつぶした。また、交通事故で修理不能になってしまったなど、バイクとしての使命を終えた際に、まず行ないたいのが、いわゆるナンバーの返納です。 返納先は排気量によって異なり、125cc以下なら住んでいる場所を管轄する役所。それ以上は各陸運支局となります。手続自体は、聞けば教えてくれるので自分で行うことが可能です。 ナンバーを返納することで税金が止まるので、無駄な出費を抑えることができます。バイク、そしてクルマも4月1日時点での所有者に自動車税(軽自動車税)がかかるので、春先は特に要注意。 ただし、途中で廃車にしてもクルマのように自動車税や車検時にかかる自動車重量税の還付はありません。自賠責保険については還付制度があるので、バイクの場合は少額かもしれませんが、忘れずに申請するようにしましょう。
問題は車体をどうするか?
バイクを廃車にする際の、一番の問題は乗れなくなった車体をどうするか。 じつは順番が逆になってしまいましたが、本来は廃車にして、その際にナンバーを外して、書類とともに返納手続きをするという流れが多いでしょう。いずれにしても車体を処分するのはとても大変で、自治体の粗大ごみに出す事はできません。 バイクの廃棄処分先はいくつかありますが、一番身近なのは自動車リサイクル促進センターで、こちらに持ち込めば無料で引き取ってくれます。ただし、持ち込みとなるので運搬手段を確保する必要があるのと、引取対象車は決まっているので事前に調べておく必要があります。 さらに出先的な存在として、各地のディーラーやバイク店が破棄二輪取扱店として登録されているので、そこに持ち込むこともできます。 二輪車リサイクルシステムのステッカーはバイクに貼ってあることもあって、目にしたことがあるかもしれません。近所で引き取ってくれるのはありがたいのですが、リサイクル料金がかかる点には注意してください。