館林ボーイズ、連続逆転勝ちで初優勝…上信越大会
◆第4回 関東新聞販売 上信越中学生硬式野球大会 ▽準決勝 館林ボーイズ12―5飯田ボーイズ=5回コールド= ▽決勝 館林ボーイズ10―9新潟ボーイズ(5月25日・長野県営野球場) 館林ボーイズが上信越大会で初優勝。準決勝、決勝と2戦連続逆転勝利と驚異的な粘りで頂点に立った。 チームに地力がついたことを証明する優勝だった。準決勝は1点を追う5回、丸山の右越え三塁打とパスボールで同点。1死満塁から原澤が左前へ勝ち越しの2点適時打。その後も小磯の2点適時打、連続押し出し四球、敵失で8点を奪いコールド勝ち。 決勝は最大5点差をつけられる苦しい展開。3点を追う6回2死走者なしから内藤、岡野の連打で一、三塁。丸山の右中間二塁打で1点を返すと、武藤の死球で満塁。「武藤が痛みをこらえながら一塁まで歩いたので、絶対に打つと闘志に火が付きました」と小林。暴投で1点差に迫った直後に逆転の2点適時打を右前へ。7回は丸山が3人で抑え激戦に終止符を打った。 最優秀選手賞に輝いた岡野主将は「選手に粘りが出てきて精神的にも強くなった気がします」とチーム力アップを実感。小川修弘監督(51)は「関東ボーイズリーグ大会でベスト8、石井琢朗杯ではベスト4に入り、選手たちに『負けないぞ』という自信がついた。過信、慢心にしないように夏の全国大会予選につなげたい」と手綱をしめながらも次の目標に目を向けた。 【館林・登録メンバー】 ▽3年生 ※岡野雄輔、小磯仁琉、織田遥斗、原澤翔、武藤楓芽、川田大夢、湯田條、白土秀人、稲垣陽向、中村賢晟、清水結実斗、小林良豪、松本颯太、内藤翔吾、森尻世羅、浦野陸玖、斉藤隆一郎 ▽2年生 蓮池弘明、田野隼大、松島璃音、福沢光、島山開成、小林龍侍、丸山裕飛、山本佳紀 【表彰選手】 最優秀選手賞・岡野 雄輔(館林) 敢闘賞・齋藤 昊太(新潟) 打撃賞・内藤 翔吾(館林)
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