スッキリ顔で打倒[シエンタ]!! 待望の新型[フリード]は約250万円から! 他がマネできない最大の強みとは
■クロスターは3ナンバーサイズに
スッキリとしたプレーンなデザインが特徴的な新型フリード。プラットフォームは基本的には前型を踏襲しながら細部をブラッシュアップ。 AIRは全幅1695mmで5ナンバーサイズを維持する一方、クロスターは1720mmとして3ナンバーサイズとなった。が、車体パネル自体はAIRと共通で、樹脂製フェンダーモールによって片側12.5mm拡幅されている。 やはりフリードは室内空間が最大のポイント。3列目シートはクッション厚をたっぷりと取って座り心地もよく、充分な実用性。2列目シートを膝スペースが確保される位置にセットしても3列目は膝が当たることのないスペースが取れる。 ただ、フロアから座面の高さが少々短く、膝が持ち上がるような姿勢になってしまうため、背の高い人が長時間座るのはきついかもしれない。 この3列目シートは5対5に分割して左右に跳ね上げ収納。台座の金属部を薄くすることで収納時の荷室幅を160mm拡大。積載性を大幅に高めた。また、跳ね上げ時の支点を低くしたことで操作力を軽くしたのもポイント。けっこう重たかったんだよね、これって。
■3列目はクッション厚を維持しつつ台座を薄くして軽量化&操作性向上
フリードのアピールポイント、3列目シートの居住性はもちろん新型になっても継承される。座面や背もたれのクッション厚、シートサイズなどは評価の高かった従来型を踏襲しながら、台座の金属部の形状を薄くするなどにより、跳ね上げ時の左右幅を160mm拡大した。