□惚れられてはいけない□ノベルADV『オクリ』!コンカフェ嬢の送迎バイトとしてキャストと関係性を深めていこう【東京ゲームダンジョン6】
ここで面白いと感じたのが、主人公は決して話が得意なタイプではないということ。送迎だって「車を持っていればできる」程度で選んだようですし、会話をガンガン盛り上げられるタイプではないのです。従って表示されたコマンドは「話しかける」「様子を見る」「運転に集中」の3つ……「様子を見る」「運転に集中」、どちらも話しかけられないですね!
というわけで話しかけてみると「いつも黙っている人が急に喋った!」と言わんばかりに話が続きません。さっそく「ケンオ」メーターが上昇。ここでもうなんか心折れそうですが、内部フラグが立ってるかもしれないしちょっと強引に話しかけてみましょう。
……結果として、ひたすら嫌われただけで1日目は終了しました。話を伺ったところ、今回の試遊では「難易度が高い」というフィードバックを得られたようで、そこをまず調整されるとのこと。
しかし2日目、3日目と進めていくと、だんだんミヤキチちゃんがこちらに心を開いてくれ始めました。ここからが□素の彼女□の本番。プレイしたかぎりではかなりしっかりとした常識の持ち主で、案外□地雷系□を演じるため苦労してそうな感じもチラリ。普通に魅力的なキャラクターです!
あらためて、目的は「彼氏を始めとした悪い虫がついていないかの調査」ですが「こっちに惚れてもいいんだぜ!?」と思ってしまいます。惚れられたらゲームオーバーなのを忘れてしまいそう。
今回の試遊では一端の区切りとなる5日中3日のみ体験できるとあって、非常に気になりつつもその後のストーリーはお預け。しかしイイ感じにミヤキチちゃんに心を開いてもらい、本名まで聞く事ができました。今後のバランス調整やミヤキチちゃん以外のキャストでは「(こちらに)惚れやすい子」や、答えを間違ってはならない会話なども出てくるのでしょうか。
「恋愛感情を持たれたら負け」という尖ったゲームシステムではありますが、「恋愛以上友達未満」な緩い関係性を維持する駆け引きは、間違いなく恋愛ADVとしての魅力をもっています。
思わず開発チームに「恋人になる方法はないんですか!?」と聞きたくなる□惚れられてはいけないADV□『オクリ』。その尖ったシステムのみならず、思わず惚れてほしくなるような魅力的なキャラが登場します。気になった方はぜひチェックしてみてください!
Game*Spark 高村 響
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