「日本の病院は高いから軍の病院に」 学校法人のドア割り出血 米兵の身柄を米軍が確保 基地内搬送を要望
那覇市泊の学校法人「尚学院」で出入り口ドアの窓ガラスが壊された事件で、米軍が身柄を確保した男が米兵であることが7日、沖縄防衛局などへの取材で分かった。関係者によると、腕などから出血するけがを負った米兵は「日本の病院は高いから軍の病院に連れていって」と話し、基地内の病院に搬送されたという。 【写真】壊された尚学院の出入り口ドア 防衛局と那覇署によると、米兵は出血を伴うけがを負い、基地内の病院で治療を受けている。防衛局は、尚学院に対する損害賠償について「事実関係を確認し、適切に対応していく」と話した。 同署が建造物侵入と同損壊容疑で捜査しており、今後米兵を署に呼び出して任意で取り調べる方針。