県内初!タクシーの新サービス「Uber Taxi」開始 観光客の移動手段やドライバー不足解消に期待【山形発】
山形・尾花沢市のタクシー会社が、県内初となる配車アプリの導入とライドシェアの運行を開始した。観光客の移動手段の確保やドライバー不足の解消につながると期待されている。 【画像】外国人も利用可能だという「Uber Taxi」
山形初「Uber Taxi」を導入
銀山温泉などに向かう観光客の移動を便利にしようと、県内で初めて尾花沢タクシーが導入を決めたのは、タクシーを配車できるサービス「Uber Taxi」。 スマートフォンの「Uberアプリ」からタクシーの手配や目的地の指定・料金の支払いを行うことができる。アプリは世界50言語に対応し、外国人も気軽に使える。 銀山温泉で行われた12月13日の出発式で、尾花沢市の結城裕市長が実際にアプリを使ってタクシーを呼び、乗車するまでの流れを体験した。 尾花沢タクシーの渡会友補社長は「いろんな業者にこのアプリの良さを伝えて、山形に観光に来るインバウンドの人、地元の人も幅広く使ってもらえるようになればいいなと」と期待を込める。
ドライバー不足解消のためライドシェアを開始
尾花沢タクシーではこのほか「日本版ライドシェア」の運用を新たに開始し、ドライバー不足の解消を目指す。 ライドシェアは一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶサービスで、これも県内で初めての導入となる。ライドシェアのサービスでも、車の手配には「Uberアプリ」が使われ、尾花沢タクシーはすでに6人のドライバーを確保している。 渡会社長は「予想を上回るドライバーの応募がありすごく助かるなと。安全・安心に2024年の冬は事故なくアップデートした僕らの武器を持って頑張りたい」と語った。 「Uber Taxi」と「日本版ライドシェア」の運行は15日にスタートした。 (さくらんぼテレビ)
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