ブリトニー・スピアーズも住んだハリウッド〝呪いの館〟が再び売りに出される=米誌
ハリウッドで呪われた豪邸とウワサされた物件が再び売りに出されたと米誌「ピープル」が今週伝えた。 問題の邸宅は、ほぼオール日本ロケで製作され、西田敏行さんと共演した映画「ラーメンガール」(2008年)などで知られる同女優ブリタニー・マーフィが、2003年に米歌手ブリトニー・スピアーズ(43)から当時385万ドル(約5億9300万円)で購入したものだ。 マーフィは2007年に脚本家で映画監督のサイモン・モンジャック氏と結婚し、同邸で新婚生活を送っていたが、09年12月にシャワー室で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。32歳の若さだった。それから、わずか5か月後の10年5月、モンジャック氏(当時40)も同邸の寝室で死亡。死因は妻と同じ急性肺炎と重度の貧血によるものだった。 スピアーズの元メイクアップアーティストの女性は2021年2月のポッドキャス「ウイ・ニード・トゥ・トーク・アバウト・ブリトニー」で、スピアーズが同邸で暮らしていた当時を振り返った。 ハリウッドのサンセット・プラザという丘陵地に建つ同邸についてスピアーズはメイクの女性に、ある日、「悪い霊が入ってきて、自分を階段から突き落とそうとしたり、何かおかしなことをしようとしている」と告白。あまりの恐怖からスピアーズは近くのホテルに逃げ込み、それ以降、この家には戻らなかったという。 また、マーフィ自身も生前、同邸を〝不吉〟だと漏らしており、外出からの帰り道、「家に近づくと決まってビバリー・ヒルズ・ホテルに行かない?」と夫にうながし、この家に帰るのを嫌がっていたと同氏は米誌「ハリウッド・リポーター」に明かしていた。その都度、モンジャック氏は「私たちには立派な家があるんだから帰るよ」と言い聞かせていたという。 ピープル誌によると、モンジャック氏の死後、同邸は売却され、新たな所有者が完全リフォームし、借家として月額7万5000ドル(約1155万円)で市場に出していた。だが、なかなか借り手が付かず、今年の夏には売り物件として1900万ドル(約29億2800万円)の値が付けられていた。その後も買い手はつかず、現在は1800万ドル(約27億7400万円)に値下げされている。
東スポWEB