2年前のEFL杯・決勝からメンバー激変 リュディガー、ルカク、カンテらチェルシーの大変革
まだ目立った結果は出ていないが……
今季のEFL杯・決勝のカードは、チェルシーVSリヴァプールに決まった。このカードといえば、2021-22シーズンのEFL杯決勝でも実現している。その際はPK戦の末にリヴァプールが優勝を果たしているのだが、凄いのはチェルシーのオーダーだ。 あの決勝があった2022年2月の戦いからちょうど2年だが、あのゲームに出場していた選手のほとんどがクラブを離れているのだ。 当時のチェルシーのオーダーはGKエドゥアール・メンディ、DFトレヴォ・チャロバー、チアゴ・シウバ、アントニオ・リュディガー、セサル・アスピリクエタ、マルコス・アロンソ、MFエンゴロ・カンテ、マテオ・コバチッチ。 シャドーの位置にメイソン・マウントとクリスティアン・プリシッチ、1トップはカイ・ハフェルツだ。 途中からはGKケパ・アリサバラガ、DFリース・ジェイムズ、MFジョルジーニョ、FWロメル・ルカク、ティモ・ヴェルナーが出場しているが、このうち今もチームに残っているのはチアゴ・シウバとリース・ジェイムズ、チャロバーのみ。そのチャロバーも怪我続きで今季はプレイしていない。 2年でここまでガラリと顔ぶれが変わるケースも珍しく、選手放出と補強がいかに激しかったかが分かる。リーグ戦ではその成果がまだ出ていないが、EFL杯を制して自信とできるだろうか。新生・チェルシーにとって重要なファイナルだ。
構成/ザ・ワールド編集部