【バレー】「スポーツをしている仲間とともに人生を彩り豊かに」 木村沙織さんがNTTSportictのAI自動撮影ライブ配信戦略発表会に登場
株式会社NTTSportictが「AI技術を活用したスポーツ映像の自動撮影・ライブ配信サービスについての事業戦略発表会」を11月29日(水)にQUINTBRIDGE(大阪市都島区)とリモートで開催し、イベント中のスペシャルゲストとして元バレーボール女子日本代表、ロンドンオリンピック銅メダリストの木村沙織さんが登壇した。 株式会社NTTSportictはAI技術により競技を学習し、ボールの動きに合わせてカメラが動くAI技術を使った自動撮影、ライブ配信サービスを手掛けており、すでにバレーボール、サッカー、バスケットボールなど最大16競技(カメラのモデルにより異なる)に対応している。同社によると配信、映像化されていないアマチュアスポーツが数多く眠っており、今後こういった技術を利用して、アマチュアスポーツを多くの人に届けながら、地域スポーツにアプローチして地域活性化にもつなげていく方向性が示された。 イベントのスペシャルゲストとして登場した木村沙織さんは、最近のスポーツ観戦について聞かれると、FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023での女子日本代表の活躍をあげた。「アントラージュ(※)として選手たちの練習を近くで見ていたので、より一層力が入りました。選手はVリーグのチームに戻って、また力をつけているところだと思うので、ケガなく来年のパリ五輪に向けていい状態でバレーボールができるように応援しています」と語った。 またAI技術を利用したカメラの実物や撮影された映像を見ると「画質がきれいなのにカメラが小型でびっくりしました。私の頃は両親がホームビデオカメラで撮影していたのでで、これがあれば何もしなくてもたくさんの親御さんが試合を見ることができますね」と自身の子どものころを振り返りながら、技術の進歩に驚いていた。 最後に全国のスポーツを頑張る人たちへのメッセージを求められると「目標をもって仲間と楽しもう!!」と書かれた色紙を披露し、「小さくてもいいので、何か目標を持って、スポーツをしている仲間とともに人生を彩り豊かに、楽しんで欲しいと思っています」と答えた。 ※眞鍋政義監督の発案により、結成され竹下佳江、木村沙織らロンドンオリンピックのメンバーがチームをサポートした
月刊バレーボール